今飲むべき最高のクラフトビール100

シンコー・ミュージック・エンターテイメント
マーク・メリ 著 / 長谷川小二郎 著・訳
2019年6月16日初版発行 四六判変形・136頁 本体1,700円+税

私は下戸なので酒の味を語る資格はないが、
会社員時代の20代後半ごろの夏、飲み会で無理に飲んだ
夕暮れのビールは確かに爽快感があった。

本書はアメリカ人のビール学者と日本人のビール記者の
共著で、エールとかラガーとかスタイル別に分類され、
本当に飲んでみての感想が書かれているなど、
ビール好きが本気で作ったガイド本として作られている。

飲めない人間でも美味そうに感じるぐらいだから
内容の充実度は相当なものだろう。
地域や都道府県別の書き方はしていないので
順繰りに読むのが楽しいのだと思うが、
念のため触れておくと岩手県からは、
盛岡のベアレンビール、遠野のZUMONAビール、
一関の蔵ビールが紹介されている。
岩手も案外、ビール県なのである。