はりがね魚の世界展、野ばら社フェアが終了しました

一ヶ月にわたって書肆みず盛りの壁を泳いだ
はりがねのサケマスたちが、京都へ帰りました。

輪郭の影が壁に映ってゆらゆらと、楽しい一ヶ月でした!

こんなふうに作れるんだねえ、とか、
針金のゆがみが生きてるっぽい感じがして面白い、
といったご感想が多くて、身近な素材で
身近な存在を形にしたのが、見てくださった方には
意外性と共に伝わったように感じました。

みなさん面白がってくださって良かった!!

同時展開の野ばら社さんも、人によっては
昔を思い出す懐かしさ、人によっては見たことのない
新しいレトロ雰囲気の可愛さがあって、
雑貨類が大人気でした。

私も小さい頃に図案集などを見るのも、
真似て描くのも大好きだったのですが、
年を経てそのあたりの楽しんで絵を描く感じを
すっかり忘れていたようです。

あとはやっぱり絵地図!
普通の世界地図でも日本地図でも、新しくても古くても、
地図は眺めているだけで本当に面白いのですが
今回のはすごく良かった!!
なにしろ八郎潟がまだ湖だった頃の絵地図です。
風物も町並みも今と違っただろうし、
それを照らし合わせるだけでもしばらく楽しめそう。

イラストとか挿絵とまで思わなくても、
つまらない会議の合間に難しい顔して資料の端に
落書きしたりもしてたのだし、そういうのを
楽しんでやれたほうがいいかも、とか思ったり。

さかなたちといい野ばら社さんの懐かしいグッズといい、
ひさしぶりの遊び心で楽しい一ヶ月でした。
イノウエさん、野ばら社さん、
お越しくださった皆様、本当にありがとうございます!
毎回ありがたく思っております!