「weigh anchor ねぶた作家太田空良作品展」は
1か月の会期を終え無事終了しました。
立体作品・ねぶた原画はじめ作品の数々の存在感は
とにかく圧巻のひとこと。
店ががらんどうのように感じられます。
ご来店くださる方に伺うと、いまは岩手在住でも
青森県出身の方もとても多く、懐かしい、だとか、
作品に圧倒されながらずっと眺めてくださることも多く、
とても印象的でした。
トークイベントでも、間違いなく作家・太田空良さんが
その場にいるひとの中で最年少だったにも関わらず、
伺う話に私も含めてみんなが「ほえ~」と唸って
聞き入っているのもまた印象に残りました。
可能な限り青森や北東北に関わる郷土史から
題材を探し選ぶ空良さんの姿勢に感嘆するとともに、
その題材はたいてい、歴史事実として有名ではないことが多いので
絵が残されていないケースが圧倒的に多数で、
構図からなにからすべてオリジナルになりやすい。
それは差別化という意味では有利だけど、
ゼロから作る難しさとともに面白さもある、ということ。
本当に、ただのイベントとして見ているだけでは窺い知れない
ねぶたの凄さを肌で感じた1か月でした。
ワークショップも、参加した我々が楽しかったのも
間違いないのですが、空良さん自身も楽しみ、
有意義に感じてくださったこともあって、
作ったうちわが本当に素晴らしい宝物になりました。
またやりたい!!
ねぶたの季節が終わった後の展示でしたが、
熱気はそこにいつもある、という感じがしました。
また機会を持てたら嬉しいな、と思います。
そう遠くない未来にねぶた師になるねぶた作家・太田空良さん、
お越しくださった皆様、イベントにご参加くださった皆様、
本当にありがとうございました!