第9回「書肆みず盛りの知りたい世界」のゲストは…
書家・伊藤康子さん!!
2月11日(日)17:00開始(店は16時で臨時閉店します)
参加費:一人 1,000円
定員:15名(事前予約制)
書肆みず盛りウェブサイトのお問い合わせフォームより
お名前・ご連絡先をお送りいただくか、
書肆みず盛り店頭または電話でお申し込みください。
当店・書肆みず盛りのロゴも書いて頂き、
実は昨年10月の「知りたい世界」ゲストである
三陸ジンジャー・菊地さんも康子さんを挟んで
面識を得た方で、いろいろとお世話になっています。
青森ご出身ですが岩手に来てもう長く、
岩手の書家としてずいぶん実績を重ねられました。
街で見かけるあれこれが、実は康子さんの書いた
文字だったりもします。
ご本人の作品は、“書道”と呼ぶより“文字そのもの”
という表現がふさわしいような、
文字の成り立ちを想起させる根源的な“字”が多いのが
特徴で印象的。
一方で、個人的には文章講座での同窓で、
こちらのほうは何年にもなる長いお付き合い。
これまたどこからどう見ても康子さん、という
印象的な、素晴らしい随筆を書かれることも印象的です。
文体がはっきり特徴的なのに、真似は出来ないのが不思議…
それでいながら、書道教室『秀華庵』であったり、
地域の子どもたちやワークショップでの書き初めなど、
筆で字を書くことが少し身近でない人たちには、
その人それぞれに自由に書かせて個性を引き出す、
白紙のように“字を書くこと”を伝えておられます。
なぜそういう姿勢で字と向き合うのか、
なぜそういう字を書くに至ったのか、
なぜそういう文章を書けるのか、
なぜ字を書くのか。
時間内に聞ききれるのか心配なぐらいですが、
あまり伺ったことのなかった根源の部分を
この機会に伺ってみたいと思います。
ぜひご一緒に聞いてみませんか?